優しさ・激励・正直・平等・感謝。これが健全な心を生み出す材料。

2018/04/16

【優しさとは】

その人が嬉しかったら、自分も嬉しい。

その人が悲しかったら、背中をさするように受容し、共感してあげること。

春のある日の一筋の細い光のような、その光で支えてあげよう、とする想い。

支えるとは行動だけではない。気持ちだけでも十分に優しい。それが本気かどうかということ。

 

【激励とは】

その人が挑むこと、耐えることを、応援すこと。

その人が勉学に、人間関係に、家族の病床に、負けそうになっている時、心から応援してあげること。

その人がその事柄に負けないと、打ち勝つと信じ、諦めないこと。

 

【正直とは】

上っ面だけの愛想笑いはスルーしてやれ。

どんなことでも真っ向から向き合うことが正直なんかじゃない。

「スルー出来ること」が出来る自分が正直。

アメーバみたいに型を変え自分にとって心地よい居心地を作れることが正直。

 

【平等とは】

(肩書き、経歴、収入、知名度、などが賞賛される人間がいます。

その一方、賞賛どころか、あまり周りから気づかれることも無く、1日を懸命に就労し、その日の任務を終える人間がいます。)

双方の命の重さに何の変わりも無いと分かっていること。

人間に付随している名誉などに執着して順位をつけるのはくだらない大人。

どれだけ優しく、正直な人間であるかで順位をつけてみるとわかりやすい。

肩書きや名誉にしがみつく、くだらない大人にはなりたくないね。

人間であるなら命の重さに順位をつけない。

そう、分かりやすく言えば平等であれば地球で争いは無くなる。

順番って自分が自分の中でつけるもの。「これは自分の中ではナンバーワンだな。これ、ワースト3に入るかも」とかね。

 

【感謝とは】

この世に生まれ、起きた出来事に心からありがたいと思えること。

無駄な経験は1つも無く、必ずしやその後の我が人生の糧になる。如何なることも必ずそうである。この世を呪いたいこともあるだろう。死んでしまいたいほど悲しい時もあるだろう。

でも、よーく考えると、人間は適応出来るようになっています。

辛くても生きる。生きる。生きるの。

そうであれば、面倒くさいことが起きても、感謝出来る。

嫌な奴がいたら「お金を払わずして、こんな人間にはなりたくないと学ばせてくれた、教えてくれた奇特な人。感謝だわ~」

感謝=生きる

ということなんですね。

健全な精神で生きるということ。

 

人間は俗に言う、「ふつう」という幸せの繰り返しが当たり前という麻痺に陥ります。

何かが起きて、その時になって、当たり前がいかに奇跡で幸せだったかを感じるのです。

今一度、様々ある自分の人生が幸せであり、順応出来ており、感謝に値するものか振返ってみたらいかがでしょうか。

さらに、健全な精神で暮らせることでしょう。