30代女性 何故結婚出来ないのか?

2018/06/08

5年同棲していた恋人から別れを告げられ、喧嘩ばかりしていた自分、わがままになっていた自分を振返り、反省し、引き止めました。

「自分の性格を考えてみろ」と言われ、もう彼の心は戻ってこない、と思い30代半ばで1人の生活をスタートさせました。
その1年半後、新たな出会いがあり、自然体で居れる。前の失敗は学んだ。と自分に言い聞かせお付き合い。気がついたら、都合の良い女になっていました。
私がどこにも居ないお付き合いになっていました。前の失敗を繰り返すまい、と何でも頷く、スケジュールもほとんど彼に合わせるという、何かが違う都合の良い女になっていたのです。
彼にそれを話して、良い関係性にしたい、と思っていた頃に、私以外に付き合っている女性が居ることが分かりました。問い詰めたところ、理由は、「何でも言うことを聞く君を見て、俺を好きなのか、興味が無いのか、ただ単に彼氏というワッペンが欲しかったのか、分からなくなった。人間味が無いように思う。」
と、同棲時代とは逆の理由で別れてしまいました。
私は何かが欠落していて結婚出来ないのではないだろうか、と思い、ご相談しました。
一連の話をして先生に言われた最初の言葉が「幸せと思える時はどんな時ですか?」でした。
何か、コケました。即答出来ませんでした。彼と居ても、前の失敗を頭の中でフル回転させ、いつも疲れていた自分を見透かされたようにも思いました。
私が幸せ、と思えなければパートナーも幸せと思える訳がない。そう思えるように心を引っ張り出してくれました。
沢山泣いて、自分を責めた私を責めるな、と言ってくれて心が安心したのを憶えています。
結婚を急ぐ前に、先ずはありのままの自分を認めてあげること。パートナーは十人十色であり、マニュアルは無いということ。
前の失敗は十分糧になっている。その上で私という人間を飾ること無く、素直に表現し、それを受け入れてくれる人がパートナーになるということ。
ああ、私は私でいいんだ、と思えました。
別れにどちらかだけが悪いということは無いんだ、ということも心が軽くなりました。
淡々と、でも確実に私の思考がポジテイヴになるようお話してくれたことに感謝しています。
結婚に固執せず、ありのままの私で居られて、その私を受け入れてくれる人に出会えたら良いなあ・・と今は心にゆとりが出来ました。